ネルノダイスキ先生の「いえめぐり」を読んだ。
※若干のネタバレと正直な感想あります。
この漫画に興味をもったのはなんといってもこれだ!!
大島てる推薦!!
あっ 事故物件漫画だ!
こわいやつやん!
絵も可愛いし、これは読むしかなかろう。
ワクワクいっぱいで読んだ。
・・・・
結論から言うとこれはホラー漫画ではない。
現実的な物件をまわる面白探訪記的な漫画でもない。
でも面白い。
いや、面白いというのかな??
アート漫画だ。
絵がとてもかわいいけど、描いてるものは結構イっちゃってる、サイコ(笑
表紙の黒猫っぽい人が不動産屋さんで、お客さん(白い人)をいろいろな物件に案内するっていうストーリー。
合計8つの可笑しな物件が紹介されている。
とはいっても全てファンタジーな物件。
家の中が全てハイパーデジタル化された物件だったり、クジラの中に建ってる物件だったり、
どれもこれも現実離れしたぶっとんだ世界観の物件だ。
俺だったらどの物件に住みたいかな?って考えたけど、4件目の超広い潜水艦シェアハウスが一番マシかなって気がした。
はっきり言って、内容はあってないようなものなんだけど、一コマ一コマの描き込みがすごいし、デザインも面白い。
だからイラスト集としてとっても見応えはある。
後半のカラーページの色使いも面白くて、「作者の先生も大分いってんなー」って感じの漫画。先生の頭の中をのぞくような感じの漫画だね。
ホラー漫画ではないから、「大島てる推薦」に惹かれて期待しすぎると、ガッカリする内容かもしれない。
けど本の装丁も綺麗だし、持ってて損はない漫画だなと思った。
コレクション用漫画だ(笑
ヴィレバンとか好きな人は絶対好きなテイストの漫画だと思う。
そういった人にはオススメ!
じゃ