※本記事にはネタバレを含みます。
久しぶりにマーベル映画をみた。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
Amazon Primeでレンタルしてるよ。たぶんYoutubeでもあります。
相変わらずマーベル映画はタイトルがながいねー。そしてよく分からない!
マルチバース・オブ・マッドネス=狂気の多元宇宙ってこと?
ドクター・ストレンジシリーズだと第2段かな?
ストレンジ自体はアベンジャーズとか、スパイダーマンに出てくるからもう皆おなじみって感じだと思うけど。
今回なんといっても個人的に胸熱だったのは
「シュマゴラス」っぽいモンスターが出てくるところだ!
皆知ってる?「シュマゴラス」
「シュマゴラス」といえばなんといっても1995年にカプコンから発売された『マーブル・スーパーヒーローズ』!
これに登場する緑のタコ型モンスターだ
僕らの世代にとってマーベルヒーローズとのファーストコンタクトはこのゲームであったという人も多いだろう。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンなど、今では日本でも知らない人はいないだろうアメコミヒーロー達が戦うこのゲームにおいて、一際異色をはなっていたのが「シュマゴラス」なのだ。(あと「ブラックハート」もよかったね。)
クトゥルフ神話に出てきそうな異様な形態と可愛らしさに当時の僕は一目惚れしてしまい、シュマゴラス専になった程だ。
正直このキャラ以上に惚れ込んだ格ゲーキャラはい無いと思う。
しかも格ゲーにありがちな、モンスターキャラ=弱くて使いづらいという定説を覆すがごとく、当時の「シュマゴラス」はめっちゃ強かった。
ということもあって「マーベルキャラの中で何が一番好きですか?」って聞かれると必ず「シュマゴラス」って答えてたんだけど
この子、日本はもとより本国アメリカでもあんまり知名度が無いんだよね。
当時カプコンが「シュマゴラス」の使用許可をマーベルに尋ねたときも、マーベルの担当者でさえこの子の存在を忘れていたというくらいマイナーなキャラだったらしい。
この「シュマゴラス」はもともとドクターストレンジに登場するヴィランで、カオスディメンションを統治する異界の神というめっちゃ強いキャラ。はっきりいって『アベンジャーズ』に登場した「サノス」なんかゴミレベルで強いわけだ。
その「シュマゴラス」っぽいキャラが本作で登場するんですよ!!
これは胸熱と言わざるを得ません!
で
これを見てほしい。ディズニー公式が配信している本編プレビューで丁度「シュマゴラス」っぽいキャラが出ているシーンが公開されている。
はい、これは「シュマゴラス」ではないね。
可愛いけどこれはシュマちゃんではない。
だって弱いもん。
あっさりやられとるがな。
しかも結構えぐい倒され方しとる。
実のところ今回の映画にでてくるこいつは、シュマちゃんではなく「ガルガントス」というキャラらしい。
本物の「シュマゴラス」だったら目玉くり抜かれたくらいではやられない、というかそもそも倒せない設定のキャラだ。
とはいえですよ、
なんとなく「シュマゴラス」っぽいキャラがやっっっっっっとマーベル映画に登場してくれただけでも、この映画は見る価値ありありなのです!
若干キモいけどそれでも可愛い。
これを機に「シュマゴラス」のフィギュアとかグッズがたくさん出てくれたら嬉しいな。
肝心の本編の感想は
いつものマーベル映画っぽくて楽しかった。
ラストシーンでストレンジが死霊たちを使ってワンダと戦うところはカッコよかったね。
『エルデンリング』の死魔術使いを彷彿とさせる胸熱シーンでした。
あえて良くなかったところを言うなら、マーベル映画はマルチバースにいる他のヒーローを雑に扱いすぎ。今回も別次元の「イルミナティ」のヒーローの扱いドイヒーよ。少なくともキャプテンマーベルあんな弱くないだろ(笑
今回はほとんど「シュマゴラス」についてしか話せなかったけど、それくらい感激だった。
この映画は特に青春時代カプコンの「マーベルVSカプコン」シリーズにハマった人たちにはオススメの映画です!
いつかちゃんとした「シュマゴラス」として登場してヒーロー全員薙ぎ払ってほしいな。
そんなマーベル映画が見たい。