テーマにオカルトとはいっているのに全くやっていない。
だから「クトゥルフ神話」について書いて行こうシリーズ爆誕!
アニメや映画、ゲームでも「クトゥルフ神話」をモチーフにした作品はたくさんあるけけど実のところ何なの?って人は多いと思う。
僕もそんなに知らない。
だから僕自身も調べつつの内容になると思いますがあしからず。
クトゥルフ神話をちゃんと知ろうと思ったのでとりあえずこの本を書いました。
ゆるそうだけど、結構ちゃんと書いてある!
この本を読みながら勉強したことを書いていきやす。
1. 「クトゥルフ神話」って神話なの?
そもそもクトゥルフ神話って何なの?ギリシャ神話とかと同じなの?
まずここ大事よね。
ただ流石に僕もこれくらいは知ってた。
クトゥルフ神話っていうのは20世紀になってから作られた創作物で、ギリシャ神話、北欧神話、日本書紀のような古代から伝わっている神々の神話じゃない。
原型を作ったのは20世紀初頭のアメリカ人作家ハワード・フィリップ・ラブクラフトという人です。
ラブクラフトは当時パルプ雑誌向け(安い紙に印刷された大衆紙)にたくさんの怪奇SF小説を書いてた。
彼は文通を通してファンや同業者と交流をするのが趣味だったんだけど、そのうちに彼の小説に登場する設定やキャラクターたちを他の小説家たちにも共有しはじめたんだって。
そしたら同じ怪奇小説家たちの間でラブクラフトの物語の設定を使って作品を書くのがブームになっていって、作家や作品は違えど世界観は同じ物語がたくさん出来ていった。
なんとなく今のネット文化と似ているところがあるよね。
その後ラブクラフトは1937年に亡くなってしまうんだけど、小説仲間のオーガスト・ダーレスクがたくさんの作品や設定を体系化していき神話のようなものをまとめた。
そしてそれを「クトゥルフ神話」と呼ぶようになった・・・らしい。
要は内輪で盛り上がっていた遊びが気がついたらすげーデカくなっていって、それらをラブクラフトの死後に小説仲間たちががまとめましたよ。ってのが「クトゥルフ神話」なんだそうだ。
ええ話や・・・
ラブクラフトが権利に優しい人だったから出来た神話だね。彼が著作人格権とか印税とか主張してたら存在しなかっただろうな(笑
現在でも「クトゥルフ神話」をベースにしたメディア作品はたくさん作られているから、まだ広がり続けている現在進行形の神話とも言えますな。
2. 「クトゥルフ神話」のクトゥルフって何?
成り立ちはなんとなく分かりましたが「クトゥルフ神話」のクトゥルフって何なのって話です。
この辺からもうよく分かってないところですね。(はえーよ・・・)
地名?神様の名前?
はい、そうです。神様の名前です。
いや、正確には作品のタイトルから由来しています。
ラブクラフトの代表的な作品に『クトゥルフの呼び声』ってのがあるんだけど、それがもととなっているらしい。
このお話の中には「怪しい教団」「古代遺跡」「怪物の登場」などが登場していて、それらが後に他の物語においても定番パターンとなっていくところから『クトゥルフ神話』と呼ぶ様になったらしい。
クトゥルフ自体は神様で『クトゥルフの呼び声』に登場するタコみたいな邪神。4億年前に地球にやってきて、いろいろあって今は海底で眠っている人。見ただけで発狂しちゃうんだって。
ちなみにクトゥルフは「Cthulhu」と書くんだけど、発音の仕方はよくわかっていないらしく便宜上クトゥルフと発音するらしい。他にもクトゥルー、クスルウー、ク・リトル・リトルなんて発音もある。
どこぞの神様もアルファベット四文字で表して、人間には発音できないとなっているから、神様の名前ってのは安易に口に出すものではないって考えなんだろうな。
今回のまとめ
長くなってしまったので今回はこれくらいで、一旦おさらいしておこう。
・クトゥルフ神話は20世紀初めにH.P.ラブクラフトが書いた怪奇SF小説群をベースとした作品集である。
・「クトゥルフ神話」の名前の由来はラブクラフトの代表的な作品「クトゥルフの呼び声」からきている。
以上です。
クトゥルフ神話が出来たころは心霊ブーム真っ盛りで、有名な魔術師アレイスター・クロウリーが登場したり、オカルト界隈が盛り上がっていた時期。
ラブクラフト自身もそういった方面と関わりや繋がりがあったとされているから「クトゥルフ神話」とオカルトはとても親和性が高い。
作家のケネス・グラントは著書『魔術の復活』の中で、ラブクラフトとクロウリーは無意識化で繋がりを持っていて心霊的啓示を共有していたとも書いている。
だから「クトゥルフ神話」をちゃんと勉強しますっていうと19世紀から始まる一連のオカルトブームから見直さないといけない気もするんだけど、そんな難しいこと俺には出来ないので、このブログではざっくばらんに気楽に書いて行こうと思います。
浅く狭くね。興味あるところだけ(笑
だから次からは『クトゥルフ神話』の設定とか神様とか楽しいところを書いて行きます。
ではは。